【GDC 2011 preview】 プログラミングセッション系の事前チェック(その2)

Web, iOS, Android, コンソール向けの Unity のチュートリアル。作りたいものをエディタで構築したり、シェイダーの記述する基礎レベルから、アセットパイプラインの自動化や iOS, Android 向けの最適化あたりまでの話題を取り扱う模様。

自動テストがテーマのラウンドテーブル。

計算機が暇な時に自動テストを動かせば、不具合の早期発見やイテレーションの時間を削減する事ができるので便利だという話。最近、よく話題にもなっていますね。モンキーテスト、自動ビルド、ユニットテスト、静的コード解析、AI やバランスや世界構造をテストするためのシナリオ、各種性能測定あたりがキーワード。水曜日はテスト、木曜日はインフラ整備回り、金曜日はデータ収集とその活用についてがトピックのメインになる模様。

AI、プロシージャルの系譜で、ユーザを楽しませるだけじゃなくて、開発者も楽しくやる事が結果的にタイトルのクオリティを向上させるという考え方がベースというか。

kinect のダンスゲーム "Dance Central" をいかにして作ったのかを紹介するレクチャー。kinect に希望を見出してから全身を使ったダンスゲームを一つのジャンルに昇華させるまでの過程を紹介する模様。

既存の技術の延長上に乗らない技術の登場に対する対応についての実例報告という意味で興味深いセッション。意識の持ち方というより、チームマネージメントとしてどうだったのかは詳しく知りたいところ。

バージョン管理、データ処理、ライブ編集、ワークフロー間の連携等のベストプラクティスを盛り込んだ Autodesk 製のパイプラインのフレームワーク DNA を紹介するセッション。

パイプラインフレームワークが標準化すれば、対応にあたる TA も標準化が促進される事になるんじゃないかなとも思う。